COVID-19の流行は、私達の生活や働き方に大きな影響を与えています。
リモート・ワークやテレ・コミュニケーションを多くの人が経験したため、この災難が収束した後もネットワークを使用した分散した働き方が定着するでしょう。
今まではプロジェクトに優秀なリソースを確保するために、居住や移動のだけでなく、本人の生活変化と言った点にもコストをかける必要がありました。
しかしデジタル通信網の整備と進化に依って、リソースが分散したままでも今までの生産クオリティを担保できる環境が整ってきました。
半導体設計に於いても、このトレンドは更に進んでいくでしょう。
今までは別サイトで開発していた回路の統合が検討される場合、サイト同士の設計データを共有して開始する事で、開発時間もコストも大幅に縮小できる可能性があるからです。