分散したリソースを統合する

2020年11月27日

SOSを使ったリモート・サイトとの共同作業

COVID-19の流行は、私達の生活や働き方に大きな影響を与えています。
リモート・ワークやテレ・コミュニケーションを多くの人が経験したため、この災難が収束した後もネットワークを使用した分散した働き方が定着するでしょう。
今まではプロジェクトに優秀なリソースを確保するために、居住や移動のだけでなく、本人の生活変化と言った点にもコストをかける必要がありました。
しかしデジタル通信網の整備と進化に依って、リソースが分散したままでも今までの生産クオリティを担保できる環境が整ってきました。
半導体設計に於いても、このトレンドは更に進んでいくでしょう。
今までは別サイトで開発していた回路の統合が検討される場合、サイト同士の設計データを共有して開始する事で、開発時間もコストも大幅に縮小できる可能性があるからです。
CliosoftのSOSは、各拠点間で設計したデータベースをフレキシブルに参照、共有する事ができます。
回路設計支援(EDA)ツールのデータを、セキュアな通信を用いて遠隔地同士で使用する事が可能になります。(SOSはCadence社 Virtuoso、Synopsys社 Custom CompilerとLaker、KEYSIGHT社 ADS、Mentor社 Pyxis、Silvaco社 GatewayとExpertのデータを取り扱う環境を持っています。)
SOSを使って設計データベースを有機的に結びつける事が可能なので、海外で設計された、または設計中のIPを使ってSOCを開発する事を実現します。
各ブロックやモジュール、ライブラリのリビジョンは適切に管理され、各サイトは同期されます。
そして、誰がどのデータを作成したのか、または作成しているのかと言う情報を全てのメンバーが共有できます。
設計プロジェクトを進めていく際に、RedmineやTracと言ったプロジェクト・マネージメントツールを使用する事は今までも行われてきました。
リモート・ワークでグループ作業を行う上でこれらのツールの重要性が再び注目されています。そしてSOSはプロジェクト・マネージメント・ツールとインターフェースできるので、更に効率よく設計を進める環境を手に入れる事ができます。
Bugzilla や JIRA と言ったイシュー・トラッキングツール、継続的インテグレーション・ツールである Jenkins 言った、より技術よりの支援ツールのインターフェースも持っています。
インターネットを経由する事でリモートのオフィス、サイトを統合、コラボレーションしてプロジェクトを行うスタイルは、複雑で高い付加価値のあるプロダクトを生産するための手段として選択する企業が増えています。
SOSは統一された管理環境を提供するので、設計者同士が離れた場所で作業をしても、データの取り違えなどの混乱を防ぎ、調整にかかる時間や手間を大幅に短縮する事ができます。
更に様々な設計支援、プロジェクト管理ツールと統合して使用する事ができるので、設計効率と品質を高く保った成果物を得る事を可能にします。