SOSは、設計データのバックアップが自動で保存され、時間軸に沿って更新者の情報やログが記録されています。この情報は上書きや書き換えも記録しているので、必要な際はデータを遡って調査する、トレーサビリティが実現します。
指定した時間のデータセットを取得する機能を使用すると、ある特定の日時にあったデータセットを復帰する事が簡単に行えます。意図してバックアップしなくても、作業途中の状態まで設計データを巻き戻す事が可能になります。
データセットに名前をつけて保存しておく機能(SOSではSnapshot と呼ぶ)を使えば、データ・セットをイベント名で保存しておく事ができます。
設計中のデータを保管する意外にも、設計し終わったデータや購入したIP、ライブラリなどを保管するアーカイバーとして、SOSを活用することもできます。
アーカイブ自体をリビジョン管理できるだけでなく、SOSの持つセキュアな環境やバックアップ機能などを使用できるため、単純にディスク領域にアーカイブしておく方法に比較して管理面でのメリットがあります。